1947-11-19 第1回国会 参議院 本会議 第53号
又從つて離婚の自由も認めなくてはならん。かような趣旨の御答弁であるのであります。この点に対しましては明日修正案が出ることと存じますから、十分提案者の御説明もあり、又反対の御意見もあることと存じますから、これ以上の御説明は省略さして頂きたいと存じます。 次に養子の再縁組を禁止してはどうかという御質問があつたのであります。即ち一旦養子をいたしました者が再び養子をすることを禁止してはどうか。
又從つて離婚の自由も認めなくてはならん。かような趣旨の御答弁であるのであります。この点に対しましては明日修正案が出ることと存じますから、十分提案者の御説明もあり、又反対の御意見もあることと存じますから、これ以上の御説明は省略さして頂きたいと存じます。 次に養子の再縁組を禁止してはどうかという御質問があつたのであります。即ち一旦養子をいたしました者が再び養子をすることを禁止してはどうか。
正當な手續規定に從つて離婚の屆出が受理された場合には、少くとも成人した二人の證人に惡意がなくまた常識があれば、この二人の不幸に立至らんとする立場を心から憂慮し、深い人情をもつて愼重に臨むであろうことは考えられることであります。
從つて離婚の場合にも、成立したるときに公然性を認められると同様の法律行為がなくては、離婚は認めない。夫婦は合意のみによつて成立する、離婚も合意だけでやるのだということで、けんかして出て行つたからといつて離婚になつたということは、これはいかぬ。そこで私は、實社會においてはどんなに貧乏なものでも、仲人がない結婚というものはないと思います。